まだ知らないフランスの味を日本へ。「フランス美食の余韻 – Food Expérience 2026」で出会った注目の食ブランド

スイーツニュース

「フランス美食の余韻 – Food Expérience 2026」の取材に伺いました。

本イベントは、フランスが誇る豊かな食文化と、選び抜かれた高品質な食材の数々を深く知るためのプログラムです。
会場には厳選された製品や生産者の想いが集い、フランスのガストロノミーが持つ伝統と最先端の試みを体感できる場となっていました。

今回は、会場で紹介されたこだわりの食材や、フランス食文化の奥行きについて詳しくレポートします。

スポンサーリンク

「Food Expérience 2026」の概要とテーマ

「フランス美食の余韻 – Food Expérience 2026」は、フランス大使館 貿易投資庁(ビジネスフランス)が主催する、フランスの高級食材と飲料の商談展示会です。今年で5回目となり、秋の恒例イベントとして定着しています。

会期は2026年10月27日(火)・28日(水)の2日間で、会場は南麻布のフランス大使公邸です。
シャルキュトリ、トリュフ、オリーブオイル、チーズ、バター、伝統菓子、プレミアムドリンクまで、30を超えるブランドが集まりました。

15時からの記者発表会は、昨年好評だった「フレンチティールーム」のスタイルで行われました。
テーブルには、パリの名門ホテルのアフタヌーンティーでも使われるリモージュ磁器「レイノー」の器が並びます。
フランスの紅茶と上質なショコラも添えられ、まるでサロン・ド・テにいるような雰囲気でした。
会見のあとは、16時15分からプレスツアーで各ブースを回りました。

ちなみに提供されたのは、KUSMI TEA ホリデーコレクション2026 ブルームーンと
LA MAISON DU CHOCOLATのボンボンとマカロンでした。

ナッティーなマカロンで挟まれた濃厚なビターチョコレートがカカオ香るルイボスブレンドティーと相性抜群でした!!

「美食の余韻」に込められたメッセージ

今年のリリースで印象に残ったのは、品質・安全性・トレーサビリティに加えて、オーガニック認証や環境への配慮が大きく打ち出されていたことです。

おいしいだけでなく、「どこで、誰が、どう作ったか」まで含めて味わう。
そして食べ終えたあとも、作り手の顔や土地の風景が心に残る。「美食の余韻」という言葉には、そんな食との向き合い方が込められているように感じました。

会場で出会ったこだわりのフランス食材

ここからが本番です笑

ここからは、プレスデーで特に心に残ったブランドを紹介します。
スイーツブロガーとして、紅茶・ショコラ・焼き菓子を中心に選びました。

まずは個人的に好きな調味料でもありスイーツでもよく使用されるお塩から。

Les Sels de Gruissan(レ・セル・ド・グリュイッサン)|南仏の塩田が育む海塩

地中海沿岸、ナルボネーズ地方自然公園の中に広がる塩田で、Gabanou家が代々製法を守ってきた海塩です。
収穫した塩を洗わず、何も加えないため、ミネラルがそのまま残っています。フランス初の有機認証を受けた海塩でもあります。

ミネラルが凝縮する秋分の日ごろを目安に、手摘みで収穫される「フルール・ド・セル」は、料理の仕上げにぴったりです。スイーツ好きとしては、キャラメルやショコラにひとつまみ添えて試してみたくなりました。

KUSMI TEA(クスミティー)|ホリデーコレクション2026「ブルームーン」

1867年創業の、メイド・イン・フランスのオーガニックティーメゾンです。2020年には全原料のオーガニック化を実現しました。エコサート認証と有機JAS認定も取得しています。フランス大統領府やアラン・デュカスとのコラボレーションでも知られています。

今回味わったのは、ホリデーコレクション2026の「ブルームーン」です。「占い師の小部屋」をテーマにした神秘的なルイボスブレンドで、トンカ豆の甘い香りのあとに、カカオのほろ苦い余韻が続きます。ノンカフェインのルイボスなので、夜のティータイムにもぴったり。チョコレート好きにはたまらない一杯でした。

Néogourmets(ネオグルメ)|砂糖・甘味料不使用のBean to Barショコラ

2018年に創業したパティスリー・ショコラトリーで、ロワール地方トゥーレーヌに、エコサートのオーガニック認証を受けた工房があります。
レシピ開発には、星付きシェフのティエリー・マルクス氏も助言しています。

ネオグルメは、果実本来の甘みを大切にして、砂糖や甘味料を使わないお菓子を作るBean to Barのクラフトチョコレートメーカーです。いただいたのは、ピエモンテ産IGPヘーゼルナッツとバニラのフィリングを包んだダークチョコレートです。ヘーゼルナッツの香ばしさとカカオの風味がまっすぐに伝わってきて、素材そのもののおいしさを存分に味わえます。体にもやさしい一枚です。

St Michel(サンミッシェル)|バターたっぷりの伝統ガレット

1905年にブルターニュ地方で創業した、伝統あるビスケット・ペストリーメーカーです。フランス産の小麦とバターを使った商品が中心で、保存料や人工甘味料は使っていません。ガレットやマドレーヌは世界中で愛されています。

ガレットは、バターをたっぷり使ったビスケットといった感じです。
口に入れるとバターの香りがふわっと広がり、サクサクと軽い食感がたまりません。どこか懐かしく、紅茶のおともに何枚でも食べたくなるおいしさでした。

Colette Demay(コレット・ドゥメイ)|食前に楽しむ「アペリティフ・ショコラ」

ワインやシャンパンと合わせて楽しむ「アペリティフ・ショコラ」を提案する、フランスの高級ショコラメゾンです。
チョコレートを食事の前にいただいて、食欲を増進させるという新しい発想に驚きました。

砂糖は25%以下に抑え、人工香料は使っていません。
アルバ産の白トリュフなど、世界が誇る最高級の素材を厳選して使っています。
しずく型の美しいフォルムも印象的で、「チョコレート=食後のデザート」という固定観念をくつがえす、大人のためのショコラでした。

公式リールに見る、コレット・ドゥメイの「急がない」美学

« Il y a des gestes que l’on ne presse pas »
https://www.google.com/url?q=https://www.instagram.com/reel/DfHQ-mkueot/&source=gmail&ust=1793697290519000&sa=E

« Le monde peut attendre », une flânerie dans Paris
https://www.google.com/url?q=https://www.instagram.com/reel/Dd5dtRosxAC/&source=gmail&ust=1793697290519000&sa=E

MAISON DE FLORENTINS(メゾン・ド・フロランタン)|伝統レシピのダークチョコレートオレンジフロランタン

1965年創業の、フランスの伝統菓子フロランタンの専門店で、ナント近郊にあります。フロランタンの起源は、ルネサンス初期のフランスまでさかのぼるといわれ、その魅力を今に受け継いでいます。
小麦粉を使わず、刻んだアーモンドをキャラメリゼしたヌガティーヌをベースに、アルティザナル(職人による手仕事)な製法で作られています。

いただいたのは「ダークチョコレートオレンジフロランタン」です。
オレンジの爽やかな香りに、ねっとりとしたキャラメルとナッツの香ばしさが重なり、ダークチョコレートのほろ苦さが全体を引き締めます。伝統的なレシピならではの、贅沢な味わいでした。

フランスガストロノミーが提示する食の未来

今回出会った4つのブランドに共通していたのは、伝統を大切にしながら、現代の価値観に合わせて進化していることです。

  • オーガニック・サステナブル:全原料のオーガニック化を実現した紅茶、オーガニック認証の工房で作るショコラ
  • 素材そのもののおいしさ:砂糖・甘味料を使わない、あるいは糖分を控えめにして、素材の味を引き出す
  • 新しい楽しみ方の提案:食前に味わうショコラや、夜にも楽しめるノンカフェインのフレーバーティー
  • 変わらない伝統の味:1世紀以上受け継がれてきたブルターニュのガレット

健康志向やサステナビリティといった新しい流れと、何世代にもわたって受け継がれてきたフランス菓子の伝統。その両方を味わえたのが、今年の「美食の余韻」でした。

まとめ:食を通じて触れる、フランス文化の静かな深み

「フランス美食の余韻 – Food Expérience 2026」を通して、改めてフランス食材の質の高さと、それを支える文化的な背景の深さを実感する機会となりました。

単に味わうにとどまらず、素材が育まれた土地や生産者の美学に思いを馳せる時間は、まさに「美食の余韻」という言葉がふさわしい体験です。

今後、日本でも触れる機会が増えていくこれらのフランス食材や食文化の広がりに、引き続き注目していきたいと思います。

XとInstagramで随時最新情報更新中
いいねとフォロー、よろしくお願いします!
スマホの方は、QRコードをタップすると直接プロフィールへ飛べます!

✉️ お仕事のご依頼について
スイーツのPR、撮影、コラボ等のご相談はお問い合わせフォーム、
または各SNSのDMよりお気軽にご連絡ください。

\ 最新情報をチェック /

コメント

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました